いつもやっている仕事をいつもと少し違った方法で試してみるというのはとても大事だと思います。でも、締め切りの仕事が多い中、そこまで手が回らないということが多いと思います。すぐに、そして、とても簡単にできるけど、身につけると作業が速く、ラクにできる技があります。

私の場合は、パソコンを使った作業をやっていると、マウスを使いすぎて右手が痛くなって、なんとかならないかな？と思い、できるだけキーボードを使う方法を心掛けました。ショートカットキーです。大抵のことは、マウスを使わなくてもキーボードだけで実現できてしまいます。

ショートカットキーの一覧表、ウェブページで簡単に調べられますが、見ても覚えられませんよね。なので、仕事の合間の時間がある時に、ウェブページやエクセルの画面を開いて、いろんなキーボードを押してみて、どんな動きをするのか、いろいろ実験しながら覚えています。やはり、覚えようとすると試行錯誤してみることが一番ですね。

重宝しているキーは、「tab」、「ctrl」、「shift」、「alt」、「fn」、「pg dn」、「pg up」、「end」、「home」。英文字や数字キーと違って、どれもキーボードの隅っこのほうで目立たないし、何に使えるのか分からないので、放置されがちなキーたちですが、なんと、これらのキーといろんなキーを同時に押すことで、マウスを使うことなく操作ができてしまいます。

そのなかでも私が一番重宝しているのが、アプリの切り替えに使うショートカットキーですかね。アプリを複数立ち上げている状態で、altを押しながらtabを押すと、起動中のアプリを順番に切り替えることができます。altとshiftを同時に押しながらtabを押すと、逆順で切り替えることができます。altとtabを同時に押したあと、tabを離して矢印キーを押してもアプリを切り替えることができます。これで、アプリをたくさん同時に立ち上げていても、いちいちマウスを動かさなくても、簡単に切り替えることができます。いちどお試しください。