ただ湯呑みを手に取るだけで気づいたこと
2025.12.12
いつも読んで頂きありがとうございます。
先日、整体院に行ってきました。
今回は、ここで学んだ、
人生にもきっと役に立つお話です。
体の具合が悪いわけではないんですけど、
帰省したタイミングで、
久しぶりに先生に体の使い方を教えて
もらおうと思って行ってきました。
帰省の機会に行こうとすると、
年末年始や盆休みと重なりなかなか行けず、
やっと念願が叶いました。
いまから7年前、疲労、肩こり、目の疲れ、
頭痛がひどく、毎日、とくに夕方、
ずっと辛かったのです。
そんなときに、
母から紹介された整体院に行って、
驚異的に治りました!
そこでは、
もみほぐすことはほとんどしない。
あちこち筋肉の付き方、体の歪み、左右の
バランスなんかをチェックした後、
体や筋肉の仕組み、動かし方、姿勢について
しっかり教えてくれるんです。
先生は、とくに背中の筋肉の使い方が大事
だと強調されていました。
体の中で背中の筋肉が一番大きくて強い
のに、それをうまく使えていない人が多く、
それ以外の小さな筋肉だけで負担するから、
肩こりや頭痛の原因になっているらしい。
そして、背中をうまく使える人は、
気持ちも前向きになるんだとか。。。
たしかに一流スポーツ選手は背筋が綺麗
ですから納得です。
そうやって、背中を意識して生活を続けた
結果、肩凝り疲れが改善してきたのです。
今回は、ぜひ娘にも学んでもらおうと、
二人で先生のところに行ってきました。
まず、先生は、
「この湯呑みを手に取ってください」と、
私の目の前に湯呑みを差し出しました。
私は何気なく湯呑みを手に取ると、
「すっかり忘れてらっしゃいますね(笑)」と。
私の頭の中は「???」
「湯呑一つ取るのにも背中の筋肉を使うこと
を意識してください。こうです、こうやると
背中を使って湯呑みを掴めるんです。」
そうやって、
文章では伝えることが難しいですが、
ふだん使う体の動きを教えて頂きました。
その時にふと思ったのが、
この動作ってなんだか歌舞伎とか落語などの
役者さんの所作に似ているなってこと。
役者さんの所作って単に大きな動きで魅せる
だけでなく、体の作りからして合理的な動き
なのでは?
という仮説にたどりついたのでした。
そんなことを考えながら、
今日の言いたいことを言いますね。
私たちはつい、
目の前の作業をこなすとき、腕や肩、
つまり「すぐに動かせる部分」だけで
頑張ろうとしてしまいます。
仕事でいえば、
・言われたことをそのまま処理する
・急ぎのタスクだけを片づける
・細かい部分ばかりに意識が向く
こういう状態です。
でも、本当に大事なのは 「背中」。
体を支えてくれる大きな筋肉のように、
自分の土台や基礎になる部分をどう使うか。
例えば、
・仕事の全体像をつかむ
・正しい姿勢(=正しい方向性)で動き始める
・無理せず大きな力が出せる方法を選ぶ
こうした「背中の使い方」が整っていると、
日々の小さな作業にも疲れにくくなるし、
気持ちまで前向きになっていく。
最後に、
肩凝りや目の疲れといった表面的な症状への
対症療法で終わらせない。
根本の生活習慣に踏み込んだ治療を行う。
そんな先生の考え方と技術にも
感服いたしました。
管理本部 和田














