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日常

食事でとれるコミュニケーション

2024.12.19

私は人と食事をすることがなんとなく苦手です。
たぶん「話す」と「食べる」の両方をバランスよくこなせないからです。
食べることに集中してしまって話ができないし、
会話が頭に入ってこないのです。


私の兄弟がこども食堂の食事を準備しているので、
先日初めてお昼ごはんでこども食堂へ行ってきました。
12時になるとこどもやご年配の方たちが集まってきます。
順番に手洗い場で手を洗って、
アルコール消毒をしてから並んでいきます。
カレーライスかハヤシライスか選べるそうです。


私たちが並ぶころには、
すでにおかわり2杯目だよー!と言いながら
列に並ぶ子もいました。

 


こども食堂へ食べにくる子供たちを考えると、
食べにくる背景を想像したりしていましたが、
来た子供たち同士で話をしていたり、
和気あいあいとした雰囲気でした。
私も隣に座った子供と話したり、
人見知りな息子ですが会話に入ったり、
自分より年上のお兄ちゃんたちの食事風景をみて、
絶対にいつもなら食べない野菜も一番最初に口に入れて
「おいし~い!」といっていました。


単なる栄養補給の手段としての食事ではなく、
コミュニケーションの場となり、
子供達の安心して過ごせる場所でもあり、
心の健康にも良い影響がある場だなと思いました。
とても心が温まる時間を過ごせました。

 

こうやって子供たちに食事を提供していくことを
続けていくには資金面でも難しい部分もあるし、
集まってくる子供たちの為にも、
簡単には辞めることもできないものである。
こども食堂を始めると決めた決心も、
自分の弟に対して尊敬した1日でした。

 

普段子供との食事で、
ついついYouTubeを見せたり、
疲れすぎて無言になってしまたりとあり、
食事の時の会話の大切さを改めて感じ、
小さな次元ですが家庭での食事についても
振り返ることができました。

 

このこども食堂が続くよう
陰ながら応援しています。

 

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