ビジネスのお話です。
2024.09.07
こんにちは。
ブログを書き始めると、
つねに、話題を探したり、うまい文章を研究して、
日常をどういう視点で描こうかな?
っていう思考が身についてきました。
さて、ここから本題です。
先週末のお昼ごろに、宅配物が届きました。
30cm四方×3cmぐらいのしっかりした
箱に入った荷物。
心当たりがなかったので、なんだっけ?
と思いながら、箱を開けると、中から、
見たことがあるフォトスタジオのロゴが。
そうだ、思い出した。
たしか5月ぐらいに、長女の成人式の
前撮りで写真を撮ってもらったんだった。
ということは、これは写真のアルバムだな。
そう思いながら、
そっとアルバムを取り出しながら、
前撮りした3か月前のことを思い出しました。
成人式の準備ってめちゃくちゃ大変なんですね。
昔からこんなに大変だったっけ?
それとも、私が無関心だっただけ?
成人式の1年半ぐらい前から予約を取って衣装を
決めて、8か月前に試着を兼ねて細かい
アクセサリーなど決めて前撮り。
成人式の当日は朝4時ぐらいにお店に行って
仕立ててもらい、成人式に臨む。
こんな感じらしいです。
話は戻って、
前撮りの日のことについてお話します。
ヘアメイクさんやスタイリストさんに
素敵に仕立ててもらって、
長女はたくさん写真を撮ってもらいました。
200枚以上は撮ったんじゃないかな?
2時間ぐらいかけて写真撮ってもらったあと、
カメラマンさんが、
「はい、最後にご家族いっしょにとりましょう」
ってことで、妻と次女、私も加わって4人で
家族写真。
家族写真も十枚ほど撮った後、
「では、お父様、お母様、後ろを向いてください」
ってカメラマンから言われたので、
「なんだろ??」と訝しがりながら、とりあえず
妻と二人で180°回って、「なんだろな??」って
白い壁をずっと見つめて待ってました。
しばらく待つとカメラマンさんが、
「はい、お父様、お母様、こちら向いてください」
って言うので、回れ右すると、
目の前には、振袖姿で両手を前に伸ばして、
手紙らしき1枚の紙を広げて持った長女が
立っていました。
「えっ!そういうこと?」って不意打ちでしたね。
普段聞けない長女の言葉を聞いて、妻はもう
涙流してました。そりゃ、生まれたときから、
なかなか言うこと聞かない、
めちゃくちゃ育てにくい娘で、
苦労が多かったからね。
私も、こみ上げてくるものがありました。
ということで、
お伝えしたかったのは、
家族の感動物語ではありません。
じつは、ビジネスの話です(笑)。
最初、予約するときは正直、
「えっ?!振袖レンタル+前撮りだけで○十万!?」
ってびっくりしたけど、
いまだと、それだけの価値は十分あったなって
思いました。
感動を与えるとか、
予想を超える体験を与えるとか、
ずっとすばらしい記憶に残すことが、
いかに大事かってことですね。
これができれば、
高い単価でもぜんぜん買ってくれる。
売るほう買うほうも幸せな気分に。
こういう姿を目指したいですね。
管理本部 和田