アサーティブコミュニケーション
コミュニケーションについての研究で
過去に言語、非言語コミュニケーションについて
書いたことがあります。
今回は
アサーティブコミュニケーション
というものに触れていきます。
アサーティブコミュニケーションとは
自らの思いや考えを真っ直ぐに伝えること。
アサーティブ=断言的な,言い張る,独断的な
という意味です。
今回のポイントは
主張の度合です。
主張の度合によって3種類
アグレッシブ コミュニケーション
アサーティブ コミュニケーション
ノンアサーティブ コミュニケーション
アグレッシブ コミュニケーションは
自己中心的な自己主張のこと
相手の意見や立場を無視して
自分の言いたいことだけ言うコミュニケーション方法
※これ、使えるタイミングもあります。
アグレッシブさんはこんな人
- 相手を尊重せず、自分さえよければ良い人
- 相手の考えや感情を無視し、自分の要求を押しつける
- 自分が一番である点にこだわる
- 相手を見下して、自分が優位に立とうとする
(マウント取りたがり) - 何事に対しても勝ち負けへの執着が強く、
相手に絶対負けられないと思ってしまう
(舐められたら終わりというヤンキー思考)
建設業界の人、ほぼコレやん
(偏見)
アサーティブ コミュニケーションは
自分の主張はしっかりするものの
相手の立場や条件に配慮した
主張・尊重 両立タイプ
どこに言ったら会えるの?
こんなエリートタイプ
ノンアサーティブ コミュニケーションは
他人の意見を尊重できる一方で、
自分の意見や気持ちをうまく伝えられないタイプのこと
非主張型
- 自己主張が苦手
- 曖昧な表現を多用
- 自分よりも相手を優先する
- 頼まれたら、本当はNOでも断れない
- 相手にも気を遣える反面、
- 相手に対して「自分にも気を遣ってほしい」とも思う
この人とこの人、このタイプだなーーーとかスゴイ思う!笑
基本的に
このタイプの人はイイ人!
てか接しやすい
とはいえ
冒頭のアサーティブコミュニケーションが
アグレッシブとノンアサーティブの中間で
イイとこ取りな気がします。
そんな
アサーティブコミュニケーション
取ってみたいですよね
そんなアナタにお送りする
アサーティブコミュニケーションの取り方
DESC(デスク)法
これは
4つのポイントで構成されています。
- 事実を示す「Describe」
- 自分の気持ちを伝える「Explain」
- 提案をする「Specify」
- 行動を選択する「Choose」
- 事実を示す「Describe」
具体的かつ客観的な事実のみを伝える
Describe=描写
【例題】
事実 :彼は5分遅刻した
事実ではない:彼は仕事を大切にしていない
2.自分の気持ちを伝える「Explain」
事実に対する自分の主観的な気持ち
を
感情的になったり
攻撃的になったり
しないよう注意しながら、
相手に伝えること
Explain=説明
【例題】
気持ちの説明 :遅かったので、心配しましたよ
気持ちの説明ではない:遅かったので、置いていきました。
3.提案をする「Specify」
自分の気持ちを伝えた後、
自分が何を求めているのか
抽象的な表現ではなく、
具体的な行動を
要求して
相手に伝えること
Specify=提案
【例題】
具体的な提案:遅れるときは10分前に連絡頂けませんか
抽象的な提案:今後、気をつけてください
4.行動を選択する「Choose」
自分が具体的に求めているものを提案した後、
相手の反応がYES・NOの場合、
自分の行動を提示すること
Choose=選ぶ
【例題】
具体的な提案:遅れるときは10分前に連絡頂けませんか
→YES・NO
→連絡があれば、待ちます。
連絡が無い場合は、先に出発します。
通して説明すると
〇〇が起きました。
その時、わたしはこう思いました。
だからこうしていただけませんか?
して頂けたら、わたしはこうします。
業務やコミュニケーション改善は
上記のようなポイントに気をつけて
相手に立場を尊重しながら
この4つの構成でお話してみてはいかがでしょうか