物事の捉え方と仕事観
哲学者のニーチェさんは言いました。
この世に事実は無い。あるのは解釈だけだ。
アメリカの鉄鋼王 カーネギーさんは言いました。
何を幸福と考え、何を不幸と考えるのか。
その考え方が幸不幸の分かれ目なのである。
とある出来事が起きたとする
Aさんは、おおらかな解釈をする
結果、おおらかな受け取り方をする
※当社でいうと、社長タイプ
Bさんは、角のある尖った解釈(思い込み)をする
結果、尖った感情でイライラする
※当社でいうと、私タイプ...って思ったでしょー
そんなことないよ!笑
Cさんは、解釈する力が醸成されていない(経験が少ない)
結果、直情的に反応するか、振り回されて疲れる
同じ出来事であったとしても
解釈
によっては
受取り方と
その後の行動が変わってくる
どれがイイかは
一目瞭然
心は穏やかに
おおらかに対応する方が
結果的にイイ方向に転がりそうです。
さて、ここで
仕事を表す、英語を紹介しようと思う。
work:仕事
task:任務
job:任される業務・勤め先
labor:肉体労働
occupation:生業(なりわい)
profession:高度専門的な職業
calling vacation:天職
伝票入力も仕事と呼ぶし
配管を作る事も仕事と呼ぶ
建設現場に3人の男が働いていた。
「何をしているのか?」と聞かれ
それぞれの男はこう答える。
最初の男は言った。
「配管を取り付けている」
二人目の男は言った。
「金を稼いでいるのさ」
三人目の男は言った。
「有名な機械の生産工場を作っているんだ」
※寓話「3人のレンガ積み」から配管屋バージョンにリメイク
【解説】
一人目の男は
作業として捉えている
短期的・単発的に終わる仕事
二人目の男は
稼業として捉えている
中期・継続的にやる仕事
三人目の男は
使命として捉えている
長期的に取り組む仕事
同じことをしていても
捉え方で
全然変わる
これが何に影響するかというと
成長スピードと結果に影響を及ぼす。
仕事のパターンは3つ
①A→A± 増減させて価値を生むもの
②A→B 変形・変質させること
③0→1 創出すること
具体例
① 生産性を上げる、クレームを減らす
② 外観を変える、やり方を変える、規則を変える、
改造する、組み合わせる、編集する
③ 新規に立ち上げる、発見・発明する
既存の発送を破る、アイデアを出す
独自の表現を作る
こんな感じで分類できます。
自分の仕事がどこに当てはまることが多いか
考えてみてはいかがでしょうか?
会議で見つけた
噛み砕き力(情報を整理して、受け手に分かりやすく必要なタイミングで必要な分だけ渡す)は
② 変形・変質の性質
にあてはまります。
ちなみに
この発見力は
③ 創出の仕事
ですね