蒸気を通すならSGP黒で1層目TIG、2層目アークで配管する
自分がプラント配管を設計するとして蒸気を通すならSGP黒で1層目TIG、2層目アークで配管する
というお話で
※すみません、筆者は総務なので、甘めに読んでください(懺悔と言い訳)
プラント配管の設計の歴史?
みたいな本の一節から、
ほぼ転記&いつもの一人ツッコミです。
参考図書:今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい 配管の本
発行所:日刊工業新聞社
から抜粋して
トコトンやさしい→荒いけど読みやすい 配管の記事
にしてみました。
それでは、どうぞ!!
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プラント設計エンジニアリングの
配管レイアウトは
1970年代半ばまでは、
手書き図面で行われてたそうです
エレベーション(基準レベルからの高さ)で
層を区切って、
その層の中にある
※ようはビルのフロアの話でイメージしたらいいです。
5Aないしは65A以上のすべての
・配管
・ケーブル
・ダクト
・機器
・建屋の外形
を入れた図面より、
設計レビュー(見直し)において、
配管密集区域の配管ルートを読み取るには、
配管図の読み慣れた人でないと難しい状態でした。
※今でも実際そうよね
1980年代に入ると、
より容易にかつ詳細に、
配管レイアウトのレビュー(見直し)のできる方法として、
図面と併用するかたちで、
プラントの1/10から1/25縮尺の
「プラスチックモデル」を使って、
設計レビューが行われるようになり、
配管レイアウトが実物と同じよう
にイメージできるようになりました。
※ガンダムを横に置いておきたいけど、
きっと怒られるんだろうな
菅や管継手、弁などの
モデル部品は
当初米国から輸入されていましたが、
後、国産化されました。
※作るの大変そう...
しかし、
モデルの材料費、製作費と
設計変更に伴う修正作業にかかる
人件費は多額なものとなりました。
※設計の人の大変さは素人が見ても察して余りある。
全国の設計士さんお疲れさまです。
ITの発達に伴い、
1980年代の半ばごろから、
配管レイアウトの計画・設計・レビュー(見直し)に
3次元CADシステムが導入され始めました。
このシステムには管、管継手、弁などの
基準寸法が標準として備わり、
建屋、機器の形状に関するデータを
メーカーさんなどからダウンロードできます。
配管ルートはI/P(←これが意味わからん!!)しますが、
標準図、建屋、機器のデータを使うことにより、
※すみませんI/P社内外問わず、意味わかる方教えてください。
普通にインプットではなくて?
能率的に配管レイアウトの作画を進めることができます。
このシステムは、
管の干渉(ぶつかり)を自動的にチェックし、
※でも切り分けて出図頂くと、
電気工事屋さんやダクト屋さんとぶつかることもしばしば
レビュー(見直し)に際し平面図だけでなく、
任意の断面図を瞬時に表示します。
※コメント入れてるせいで読みにくいったらありゃしない
また、
現場をパトロールする人の眼から見た
仮想の景観を動画で示す機能もあります。
※VRコンタクト作りたい!!
ほんとはAR(可視光線)でプロジェクションマッピングみたいにしたい!!
大手のシステム部隊さんが作っていると思いますが
作ってなかったらアイデアは出しますのでウチ使ってください!笑
配管レイアウトのデータを使って、
材料集計、プレファブ用のアイソメ図の作成
※材料出し大変ですよねー
熱応力解析もできます。
これら機能をもったものをCAEシステムと呼ぶこともあります。
※シュミレーション、数値解析が目的のシュミレータと思うと覚えやすいです。
ここのエルボは
蒸気が勢いよくぶつかるから、
先に穴あきそうだし
高圧継ぎ手(分厚いやつ←解釈雑か!)
にしよー
蒸気だけど
なーんかゴミも混ざってそうな既設の組み方してるなー
Yスト(Y型ストレーナ=ごみ取り←これも解釈雑か!!)
いれよー
これ、自分がメンテ頼まれるから(自信家)
フランジ(配管につけるエリマキトカゲの襟の部分←だったら襟でええやん!)入れとくか!
なーんてことを
凄い量を、凄い複雑な条件を考慮しながら
皆の知らない脳内世界(マトリックスみたいな)で
日々設計士さんは戦っているんだ!
全員、設計担当者に向かって
敬礼!!!!
いつもありがとうございますv(^0^)v