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災害発生率が高い事業場に見られる問題点という資料を読んで思うこと

2020.09.26

災害発生率が高い事業場に見られる問題点について思うこと


まずは、
厚生労働省が実施した大規模製造事業場における
安全管理に係わる自主点検から考察された


災害発生率が高い事業場に見られる問題点を一気に見てみます。

1.事業場のトップ自らによる率先した安全管理活動の実施が不十分

2.事業場のトップが安全管理に必要な人員・経験や経費に不足感

3.下請等の協力会社との安全管理の連携や情報交換が不十分

4.労使が協力して安全問題を調査審議する場である安全委員会の活動が低調

5.入社後の定期的な現場労働者への再教育や作業マニュアルの見直しが不十分

6.設備・作業の危険性の大きさを評価し、災害を防ぐための措置の実施が低調

参考:H16年厚生労働省が実施した大規模製造事業場における安全管理に係わる自主点検

管理をされている方であれば、

共感できる点

共感できない点

あったのではないでしょうか


一つずつ見ていこうと思います。

1.事業場のトップ自らによる率先した安全管理活動の実施が不十分

 →これについては、かなり頑張っている現場の方が今は多いと思うので
  少し厳しい意見(安全第一は理解できますが)と感じました。


2.事業場のトップが安全管理に必要な人員・経験や経費に不足感

 →事業場のトップを誰とするかによって、
  意見が変わりそうです。

  決済権限や裁量がどの程度、委譲されているかにもよりますが
  財源はどこなのか
  価値付けはお客様とリンクできているか

  工事における安全は、
  飲食店で水とおしぼりが出てくるサービスと同等に思われていないか

  チャージ料金(席料)を取るお店と同じくらいの
  付加価値サービス(より安全な作業の価値を高める)と位置づけても良いのでは?

  
  実際に下流の中小企業や末端の職人さんチームは
  それに対応する利益を享受できていないところが
  建設業界の根本的な構造の問題と思う。

  前職の工事会社の時に、とある有名企業の購買部門の女性から工事金額を値切られたので
  根拠を伺ったら、サラッと「ないです、購買なので」と言われたことがあり
  人からお金を取る行為をしてる自覚が無いから、上からモノを平気で言えるんだなと

  もちろんお客様は大切ですが、協力業者さんも大切です。
  そんなみんなのお金を、根拠もなく下げられるわけもなく...


3.下請等の協力会社との安全管理の連携や情報交換が不十分

  →確かに、ある

   せっかく、細かく資料を作っても
   親方さんから、当日来て下さるスタッフさんに渡ってないなんて茶飯事だったり

   酷い時は、何も聞いていないなんて経験もあります。

   そもそも安全管理以前の問題。
   
   情報のSPA化(SPAとは製造小売業=メーカーがショップ出す)をしたほうがいい。

   つまり
   
   施工に関する情報を施工者が作る仕組みを確立する (店が生産(ものづくり)をする発想)  
   設計者が施工能力を持つ(メーカーが店を出す発想)

   のいずれかが、

   問題解決の一手になると思っている。


4.労使が協力して安全問題を調査審議する場である安全委員会の活動が低調

  →安全委員会のポジショニングが業界の上流とニア(近い)だから低調になるのだと思う。

   業界の上流の会社は、安全を守る体制が各社高いレベルで構築されている。

   ではなぜ、安全ではないのか、事故が起こるのか


   まさに、

   事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!!

   と同じで

   事故を起こすのは、現場で作業している人であり

   業界や商流でいると下流の位置の人だからです。

   本来、安全委員会を活発にしようを思ったら

   お金を出してでも最下流に近い業者さんからのボトムアップ型で運用することが大事で


   安全についての日本の最高水準を高めるのも大事ですが

   バックラインを上げる(底上げ)仕組みや委員会作りが必要なのではないでしょうか


5.入社後の定期的な現場労働者への再教育や作業マニュアルの見直しが不十分

  →今の時代なら、できると思うのだけど

   怪我や事故を疑似体験できないものだろうか


   つまり怪我をせずして

   怪我の痛みを体験するべきだと思う。


   昔話ですが、喧嘩で殴り合いをしたことをある人ほど
 
   殴られた人の痛みを理解できるとはよく言ったもので


   ほんとそれと思います。


   顔にサンダーの火の粉飛んだら、めっちゃ熱いし
   溶接の光を直視すると目を焼いて、めっちゃ熱くなる体験


   これは、いくら熱をもって伝えても
   感度の低い人にはサッパリ伝わらない


   多少臆病な人の方が、しっかり受け止めてくれる


   安全行動については多少臆病な人や繊細さんの方が向いているのかもしれない


6.設備・作業の危険性の大きさを評価し、災害を防ぐための措置の実施が低調

  →リスクアセスメントでしょう?

   横文字でいうのやめて、危険看板とかにしてみたらどうかと思います。

   理屈は、わかるし意味がないなんて、立場上絶対に言わないけど

   
   吊り荷の下に入る リスク10
  
   クレーンの作業範囲は立ち入り規制する リスク3


   リスクが 7下がりました

   うん、わかる

   すごーーーーい、わかる


   ほんと、わかる

   考えることは大事だけども
   

   新人の子や、スポットで来た子が

   
   一番欲しい知識だと思うので

   ど素人でも、危ない情報を受け取れる仕組み

   ど素人でも、想像できる未来の可視化(ビジュアライズ)


   が大事と思うわけです。
   

   万が一にも、

   ワイヤー切れて、モノが落ちてきたら100%死ぬよ?


   をどうやって伝えるかを考えた方がいいと思うわけですよ

   リスクアセスメントを書くために(ハッキリ言ってみた笑)

   ワイヤー点検するのもいいけれど

   それで、事故が減るのなら

   それってみんながブーブー言う警察のやりかたと一緒じゃん

   お巡りさんも事故を減らそうと頑張ってるから

   ネズミ捕りもするだろうし

   よくわからないところに隠れているわけで

   だからお巡りさんのことを悪く言うのはやめましょう

   ただ、たまに悪いお巡りさんもいるので、気を付けましょう


今回は、長くなりました。


読んでいただいた方、お疲れ様でした。

言い訳チックですが


安全については、厳しい人や優しい人がいるので


守れている方だと思います!!

ただ油断はせずに、一日一日を大切に、ご安全に


内容はともかく


初めて工事会社っぽい締めをした気がします。

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