ダブルメッキ管のフレア加工する時の注意点
2020.01.20
安定的にお問合せ頂いて居るフレア加工について
今回、新規のお問合せ対応をさせて頂く機会があり、
勉強になったことがあったのでブログアップしておきます。
ダブルメッキ管のフレア加工を検討されているお客様からの問合せに
仕様対応可否に加えて
工場長から「外観を重視されるお客様も居られるから」
と言うことでご連絡いただきました。
この心配り、ホスピタリティがみんなから好かれる部分なんだなぁ
と思いました。
そんな工場長からのメッセージは、こんな感じです。
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【当社 技術部門より 補足メッセージ】※原文まま
Wメッキ管の加工は、膜圧がある分、
パッキンの当たり面のメッキが所々剥離し、凹凸ができてしまいます。
当社の対応として、
サンダーは使用せず、ワイヤーカップのみで仕上げでおります。
ただ剥がれかけたメッキは除去されますが、凹凸が残り、漏洩の懸念が残る外観となるため、当社としては推奨しておりません。
すぐにNOとはいいませんが...
しかし、現在まで漏洩の経験と報告はございません。
現状あくまで、外観の問題です。
代替案として
仕上げをワイヤーカップではなくサンダーで行う場合、
凹凸は無くせますが、全てのメッキを剥がす事となり、
大幅なコストアップが伴います。
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